
「住宅間取りのつくりかた」という題名であったか 書店で手にとってみた本の中身はマンガであった
ハウトゥもの は 書店の本棚で けっこうのスペースを占めている
だが 「住宅

日本の社会にも とうとう 自分にふさわしい 自分を表現する 自分のための 巣 をつくろうという気運がみなぎってきたのか
そして 住宅設計 も その存在が社会に認知される時代になってきたのか と 感懐を覚えながら 気持ちの高揚する 嬉しい想いで己れはページをめくっていた
かっては王侯貴族でしか実現することが出来なかった 自らのための 理想とする間取り設計の住まい
智仁親王(としひと)の桂離宮
秀吉の大阪城
などを想い浮かべていただくとよい
現代の日本は 誰でもが 己の意思に従ってつくる間取りの住まいに住むことが出来る自由 がある幸せな社会

自らの理想を求めた住宅間取り設計は 王侯貴族のためのものから我々庶民のためのものになったのだ!
こんなすばらしい 日本の社会の 自由 を 楽しむこと無しに人生を過ごすのはもったいないのではないか と己れは想う
それは 自分の住まいづくり を
目の前にあるお仕着せの住宅建物の価格が 安いか高いか を検討することだけで終わらせてしまうのではなく
みずからのライススタイル みずからの感性 にふさわしい住宅はどんなものなのか
どんな間取りなのか
予定する資金の範囲の中で どのようにしてそれを実現させるのか
その具体的

を住宅建築家と共に考え決めてゆく 自分の巣造り の充実した作業をおこなうことである
それは また みずからの 充実した楽しい人生の時間 を すごすことにもなるはずだ
住まいは己れを表現する巣
言葉をかえれば
住まいは己れを表現する城
である
住まい は そこに育つ雛の いづれの日にかみずからの巣をつくる時がくるまでにはぐくまれる感性や その後の人生を築きあげることに 大きな影響を与える存在となるのである
住まいを見れば その住人の姿を想像できる
建て主のライフスタイルという無形のものをそれにふさわしい形あるものに見視化するのは建築家の職能である
どうして住宅はどれも違う形をしているのか?ヨットの自由な世界との関係は?
建築家木村俊介のホームページで その具体的な内容をごらん下さい
住宅間取り設計は 住宅設計の第一歩であり設計が完成するまでの大きな影響力を持つ重要な要素である
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