日経新聞10月17日付「日経マガジン」の メイクアップアーティスト藤原美智子さんへのインタビュー記事 を読む
「食事や運動や、考え方まで、その人の全てが表れるのが顔であり、肌だもの。健やかな中身があってこそ、スキンケアやメイクが生きるのだと、自分でも日々実感しています。」
「美は知力. 自分らしさを生かして内面から輝く」 と語る氏の言葉に大きな共感を覚える
中身はそのまま外側に現われるという藤原美智子さんの言葉は まさに 住まい の場合も同じなのだ
住まいは人間の巣である と 住宅設計において 私は日頃声を大にして主張している
人間の巣とは その人の家族をも含む その人の生きざま その人の生活 すなわちその人そのまま が現われてしまう 器(うつわ)-住まい なのだ
食事を共にすれば その人の人柄からその人の育ちまでがわかる と云う
住まいを見ればその住人の姿を想像出来る というのもそのとおりなのではないか
こだわりをもって自分の人生を磨いてきた人にとっては 衣 食 の世界にとどまらず そういう自分にふさわしい 自分の巣―住まい をつくることにも真剣な想いを持つものなのではないかと思う
そして住む人が抱く 自分自身の住まいに対する真剣な想い を その人にふさわしい魅力ある住宅に具現化する役目こそが建築家に課せらられた大きな責任なのだ と考え 身の引き締まる思いがするのだ
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